こんにちは。
ドラッグはっぴ〜漢方相談担当の片上聡一郎です。
瓊瓊杵命(ニニギノミコト)をご存知ですか?
天照大御神の孫にあたる神様で、名は「天地が豊かに賑わう神」を意味します。
御降臨の際、稲作をこの地上にもたらしたといわれ、このため御神徳には、五穀豊穣や商売繁盛の他、国家安寧、殖産振興などが挙げられます。
さて瓊瓊杵命の「瓊」の字には「玉のように美しいさま/たま/美しい玉」などの意味をもちます。
とても貴重なものである事を表します。
実は漢方薬にもこの「瓊」の字を使った処方があります。
その名前は「瓊玉膏(けいぎょくこう)」。
体をつくっている元が充実し、生命活動が盛んになると言われています。
出典である「洪氏集験方」には、なんと不老長寿の薬として記載されています。
人間である限り誰にでも天寿はありますが、その瞬間まで元気で美しく歳を重ねて生きたいですよね。
高貴薬として、代々王家、日本では徳川家が服用していたと言われる瓊玉膏。
最近ではテレビなどで芸能人の方々が健康維持のために服用されているなどの発言もありますが、こうやって気軽に手に取ることが出来る事は凄いことだなと思わずにいられません。